あるお客様の庭の改修工事で、久しぶりに大きな木を植えました。 光゜です。
最近植栽工事、庭づくり共に大きな木を植えることがめっきりと減りました。
住宅事情があり、庭に取れるスペ-スが少なくなったのと、大きな要因は、お客様の意識の変化でしょうか。
庭を造ること自体少なくなりました。
植樹しても、せいぜい3mぐらいまでの自然樹形で後々管理の少なくてよい樹種や、低木や下草類が主流となりました。
今回はラカンマキの仕立物。 手の込んだ棚仕立ての作りこまれた樹木です。
高さ5m、枝幅は3.5mもあり、4t車いっぱいのおおきさです。
ある程度、広い庭じゃないと映えない物でもあります。
レッカ-車を使用して植え付けますが、重量もあり、美しく見栄えのするように試行錯誤しながらの作業です。
ちゃんと収まるまでには時間もかかりますが、年数経過で大きく、作りこまれた木は、それだけで庭の中でも存在感があります。
我々造園屋にとっては、庭作りする事で技術の研鑽、継承が出来る貴重な機会でもあります。